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県内森林と国産材製材工場見学会

山にあるスギが柱になるまで。
あなたの家の柱になるスギを、ふるさとの山まで訪ねます。

2005年2006年2007年2008年 | 2009年

2009年度 第五回 県内森林見学会

見学会参加者の声

茨城県かすみがうら市 56才 男性

実際に立木の伐採と、製材の現場を見学できて勉強になりました。国産の材木は、価格が高いから使われないのだとばかり思っていましたが、そうではないことがわかってとても驚きました。

茨城県常総市 62才 女性

貴重な体験をさせていただきありがとうございました。また、早々とお礼状をいただき恐縮しております。
今まで林業のたいへんさは新聞紙面等で知ってはおりましたが、いまさらながらご苦労を知りました。また、これからは林や森を見た時は、今までとは違う目線と心構えで見ることができると思います。
奥様方のお心遣いにたいへん感謝しております。我が身があの立場でしたらとてもたいへんです…。

福島県いわき市 34才 男性 輸入木材卸売業者

現在の国産木材の価格が、「山主の犠牲」の元に成り立っているということは日頃から聞いておりましたが、今回現場を見て改めてそれを痛感しました。その中で、一般消費者に木材をPRして関心を持っていただくために我々ができることは、この見学会のように我々から様々な情報を発信していくことなのかな、という気がします。

福島県いわき市 30才 男性 輸入木材卸売業者

百聞は一見にしかず、ということを痛感しました。「木は生きている」という言葉が、住宅の専門書などに散見されますが、この意味をほんとうに実感として理解している人は少ないと思います。
今日、杉の木が倒されるのを見て「命」をいただいているという感覚をはじめて感じました。このような会が、ぜひ小学校や中学校でも実現できればと思います。

思えば「家」というものは、一生で最も高い買いものなのに、消費者が持つ情報量が圧倒的に少ない。杉と桧の違いもわからないような一般消費者が、住宅メーカーの営業に乗せられてしまうのも無理はありません。日本人の常識として、木の最低限の知識を国民全体で共有していくということが更に求められるはずです。私たちも地元の福島県でこのような活動をして、「伝えていかなければならない」と思いました。
逆に言えば、日本人なら国産木材の良さにきっと気づいてくれるはずです。かつてのようにモノが売れない時代ではありますが、たとえニッチな産業になったとしても木材の良さを伝えていかなければと思います。そして伝えれば伝わる、住めばわかる、ということだと思います。

木を使ってもらう以前の「木を知ってもらう」ために、業界全体がもっと気合いを入れなければいけないと思いました。今日この会場に来ていない人たちにどう伝えるか、それが今後の課題だと思います。

朝の集合
荒れた山で
荒れた山で
伐倒現場で
伐倒作業開始
伐倒の瞬間
参加者全員で
製材工場で
製材工場で
冬の太平洋をバックに

会事務局  茨城県守谷市小山386  益子材木店内
TEL 0297(48)1270  FAX 0297(45)2081